明治元年(1868年)創業当初は清酒を醸造していましたが、
五代目当主・勝之の代に本格焼酎『とっぱい』『喜納屋』を発売。
「寒が締まると、味も締まる」という信念から、四季製造を行っていません。
その味わいは唯一無二。おそらく日本でここにしかない高さ10mの特殊な縦型の
蒸留機を使用しており、比較的重い苦みを多く下に落とすことで、
端麗かつすっきりとした独特の味わいを実現しています。
原料の大麦を通常の二回ではなく三回に分けて仕込むことで、
すいすい杯が進んでしまう、まろやかで上品な味わいを生み出しました。
<“とっぱい”の由来>
昔、安岐郷に親孝行な若い百姓がおりました。ここは雨が少ない地方で、
その年は特に雨が少なく作物は出来ず、また飲み水すらも無くなり、
老いた母の体は日に日に弱っていきました。若者は母を助けたいと思う一心で、
盗みに入ってしまいますが、たちまち捕らえられてしまいます。
取調べで百姓の親孝行の話は知ることになるものの、罪は罪。
ところが、これを聞いた役人の頭が、この地方にある強い酒を
10杯飲めたら放免すると言い、彼は母の為に受け入れることになりました。
彼はフラフラになりながらも、頑張りましたが、とうとう9杯目を
飲んだところで倒れてしまいます。そこへ天より神が現れ、
かわりに10杯目を飲んでくれたのです。それどころかあまりの美味しさに
神様がその酒を気に入り、百姓にほうびをくださいました。
そのときからこの神様を10杯目の神様「とっぱい様」とあがめるようになりました。
小瓶の900ml(五合瓶)はこちらをクリックしてご覧いただけます。
極上とっぱい 喜納屋 25度 1800mlはこちらをクリックしてご覧いただけます。
【商品名】
【原材料】
【蒸留方法】
【ろ過方法】
【熟成期間】
【度数・容量】
【蔵元】
【生産地】 |
とっぱい手造り本格焼酎 (とっぱいてづくりほんかくしょうちゅう)
麦・麦麹
常圧蒸留
イオン交換濾過
三年以上
25% 1800ml
南酒造 (みなみしゅぞう)
大分県国東市安岐町下山口269-1 |
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