大分・佐伯の日本酒「花笑み」とは?
大分県の日本酒と聞くと、どんな味わいを思い浮かべますか?
焼酎のイメージが強い大分ですが、実は焼酎だけではなく、食事と一緒に楽しみたい個性豊かな日本酒があります。
その中でも、ひときわ印象的なのが、大分県佐伯市の大地酒造が醸す日本酒ブランド「花笑み(はなえみ)」です。
山城屋では花笑みを、「大分で一番、キレのある辛口」と紹介しています。
米の旨みをしっかり感じながら、後口はスッと切れる。
刺身や寿司、焼き魚など、料理と合わせたときにその魅力が際立つ、まさに「食中酒」として楽しみたい日本酒シリーズです。
花笑みのキレのよさ、その秘密は「水」と「酸」
花笑みの味わいを語るうえで、注目したいのが仕込み水と酸のバランスです。
日本酒は、米や麹、酵母だけでなく、水も味わいを大きく左右するお酒。
花笑みを醸す大地酒造では、暁嵐の滝の清らかな伏流水を仕込み水に使い、米と麹の持ち味を生かした酒造りを行っています。

そして、もうひとつのポイントが「酸」。
例えば定番の「花笑み 純米酒」は、日本酒度+7、酸度1.8の辛口タイプ。
米の旨みを残しながら、酸が味わいを引き締めることで、飲み終わった後に重さを残しにくい、キレのよい味わいに仕上がっています。
「辛口だから、ただ辛い」わけではない。
米の旨みがあり、酸があり、最後にスッと切れる。
このバランスこそが、花笑みらしさです。
大分の食卓に合わせたい「食中酒」
花笑みの魅力は、日本酒だけをじっくり味わうときだけではありません。
むしろ、料理と一緒に飲むことで、そのキレのよさがより分かりやすくなります。
定番の「花笑み 純米酒」は、米の旨みをしっかり残した昔ながらの辛口純米酒。
肉料理や煮込み料理との相性もよく、冷酒だけでなく熱燗でも楽しめます。
一方、「花笑み 特別純米」は、さらっとスッキリしたやや辛口。
穏やかな酸が飲みごたえをつくり、刺身や寿司との相性も良い一本です。
つまり花笑みは、
「酒そのものを楽しむ」だけでなく、「料理と一緒に杯が進む」日本酒。
そんな魅力を持ったシリーズなのです。
「花笑み」日本酒のラインナップ

「花笑み」と一口に言っても、実はさまざまなタイプがあります。
花笑み 純米酒
花笑みの定番ともいえる辛口純米酒。
日本酒度+7、酸度1.8。米の旨みを感じつつ、後口はキレよく仕上げられています。
まず花笑みを試してみたいという方におすすめしたい、スタンダードな一本です。
花笑み 純米80
こちらは、なんと精米歩合80%。
一般的に日本酒では、米を磨くことで雑味を抑え、きれいな味わいを目指します。
ところが花笑み 純米80は、あえて磨きすぎない。
米の旨みを残しながら、しっかりとした酸のあるシャープな辛口に仕上げています。
「米の味わいがしっかりある辛口酒が好き」という方には、ぜひ試してほしい一本です。
花笑み 特別純米
精米歩合60%の山田錦を使用した特別純米酒。
爽やかでフレッシュな香りと、すっきりシャープな味わいが特徴です。
日本酒度+5、酸度1.9のやや辛口で、刺身や寿司など、魚料理との相性も楽しめます。
花笑み 純米吟醸
山田錦を50%まで磨いた純米吟醸。
花笑みらしい辛口の方向性を持ちながら、純米吟醸らしい華やかな香りも楽しめる一本です。
「辛口は好きだけど、香りのある日本酒も飲みたい」という方におすすめです。
「花笑み」という名前に込められた想い
花笑みのラベルには、それぞれ花が描かれています。
例えば定番の純米酒は「カスミソウ」。
カスミソウの花言葉は「無邪気」「清らかな心」です。
特別純米は「ダリア」、純米吟醸は「ユリ」、純米80は「椿」。
それぞれの花が、酒の個性とともにボトルを彩っています。
日本酒を選ぶときに、味だけでなくラベルや名前の由来から選んでみるのも、花笑みならではの楽しみ方かもしれません。

写真左は兄・池田学さん、写真右は弟・池田司さん。司さんは私の酒の師匠です。
大分・佐伯から生まれる、食卓のための辛口酒
花笑みを醸す大地酒造は、大分県佐伯市にある酒蔵です。
大地酒造は1885年(明治18年)創業。現在は池田兄弟が蔵を継承し、杜氏・池田司さんが酒造りを担っています。
大分の食文化に寄り添いながら、米の旨み、酸、キレを大切にして醸される花笑み。
華やかすぎるだけでもなく、ただ淡麗なだけでもない。
旨みがある。酸がある。そして、最後はスッと切れる。
だから料理と合わせたくなる。
それが「花笑み」という日本酒シリーズの大きな魅力です。
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▼ 直接お話しながら、店舗でもご購入いただけます。
大分県の隠れた逸品 山城屋 0978-22-3150
〒879-0628 大分県豊後高田市浜町646
営業時間 8時半~17時半 (定休日 水曜日、木曜日)


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