西の関を代表する日本酒が、大吟醸『秘蔵酒』。
『秘蔵酒』が世に現れるまで、吟醸酒は市販されることのない、品評会用のお酒に過ぎませんでした。
昭和38年(1963年)、門外不出の幻の酒という意味が込められた『秘蔵酒』は、
発売と同時に一躍全国区となり、吟醸酒ブームの先がけとなります。
また昭和48年(1973年)、ドイツで行われた世界の酒の利き酒会で、新潟の「越の寒梅」と
ともに高い評価を受け、日本酒文化を海外に広める契機ともなりました。
高級りんごのようなフルーティな香りと、奥行きの深い味わいは、
歳月をかけじっくりと慈しむように生み出された、まさに杜氏の技と愛情の賜物。
ブランデーの如く、冷(ひや)のまま手で温めながらゆっくり召し上がると、
その香りを余すことなく楽しんで頂けるかと存じます。
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明治6年(1873年)創業の萱島酒造。清酒『西の関』の醸造元です。“西日本の横綱”という
意味で命名された「西の関」。当時の大相撲には“横綱”という位はなく、“大関”が最高位でした。
創業以来、時代の風潮や流行に流されることなく、日本酒本来の旨さを伝えています。
本来の旨さとは、それぞれの酒蔵の個性が出た日本酒のこと。
個性が出た日本酒とは、地元の土地の食べ物に合う日本酒のことを指します。
萱島酒造のある大分県国東市は港町。必然的に、地元の魚に合うことを意識した、
やや甘口の「西の関」という日本酒が生まれたのです。
お酒の味を形どる五味(甘・酸・辛・苦・渋)を調和させることを理想とし、
甘い、辛いを超越した日本酒の旨さを追求しています。
【商品名】
【原材料】
【精米歩合】
【日本酒度】
【酸度】
【アミノ酸度】
【度数・容量】
【蔵元】
【生産地】 |
西の関 大吟醸 秘蔵酒(にしのせき だいぎんじょう ひぞうしゅ)
米(山田錦)・米麹・醸造アルコール
35%
+5
1.2
1.0
17.0〜17.9% 720ml
萱島酒造(かやしましゅぞう)
大分県国東市国東町綱井392-1 |
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